
ご無沙汰しております。
少し間が空いてしまいましたが、noteの投稿を再開します。
実はこの5ヶ月、大学院の修士論文に向き合っていました。
正直に言うと――
地獄のような、それなりにキツイ日々でした。
でも、振り返ってみると、
自分の中で何かが少し変わった時間でもありました。
今回の論文のテーマは、
「高機能自閉症(HFA)の職種ギャップを解決する方法の提案」
これまで自分で体験してきた単発アルバイトの一つ一つを振り返りながら、
「働きやすいって何だろう?」
「逆に、働きにくさってどこから来るんだろう?」
そんなことを、ずっと考え続けていました。
その中でたどり着いた一つの答えがあります。
「何が得意か?」よりも、
「苦手は何か?」を探すことの方が大事なのではないか。
そして、その“苦手が少ない仕事”を選ぶことが、
結果的に「長く、安定して働ける」ことにつながるのではないか――
そんな考えに至りました。
自閉症者には、
・光や音、マスクの感触に敏感であったり
・同時に多様な作業を行うこと(マルチタスク)が苦手であったり
・予定外の仕事が加わること(フレキシブル対応)に負担を感じたり
・対人関係が苦手であったり
・体力を使いすぎて精神力まですり減らしてしまったり
といった苦手要素があります。
健常者から見て相性が良さそうな作業であっても、
「どうしても譲れない苦手」があると、その仕事は続かない
ということです。
例えば、ゴルフ場のディポット作業。
同じような仕事内容に見えても、現場によって中身は大きく違いました。
求人アプリのタイミーでは、どちらもほぼ同じ作業として掲載されています。
しかし――
Kゴルフ場では、
最初に一度説明があり、その後はカートを自動操縦しながら、
一人で淡々と作業を進めていきます。
一方で、Iゴルフ場では、
事前の説明はほとんどなく、
従業員の女性の指示を聞きながら作業を進めていきます。
しかも、2ホールごとに担当者が変わり、
9ホールで合計5人。
一人ひとり、微妙に指示の出し方や内容が違います。
さらに、カートは自動操縦仕様であるにもかかわらず、
コースの起伏が激しく、実際には運転が必要になります。
つまりIゴルフ場では、
・運転を求められる
・5人の異なる指示をその都度理解する必要がある
・微妙な違いを読み取る必要がある
といった条件が重なります。
これ、HFAの特性がある人にとっては、
かなりハードな環境です。
しかも厄介なのは、
この違いが事前にはほとんど分からないことです。
どちらも「同じ作業」として募集されているため、
自分にとって譲れない苦手要素が含まれているかどうかは、
実際に行ってみないと分かりません。同じ「ディボット作業」として募集されているからです。
この経験から強く感じたのは、
「好き」「得意」ももちろん大切ですが、
それ以上に――
苦手を避けられているかどうか
これが、モチベーションや継続に
大きく影響しているのではないかと。
これからは、こういった視点で
「働きやすさ」「働きにくさ」を、もう少し具体的に、
そしてリアルに書いていこうと思います。
もし読んでいただいて、
「うちの場合はこうだよ」とか
「それ分かる」とか
どんな小さなことでも構いませんので、
ご意見やご感想をいただけると嬉しいです。
Kゴルフ場

Iゴルフ場

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